
エコノミークラス症候群とは長時間、座席に同じ姿勢で座ったままでいることで、膝の裏あたりの静脈の血が流れにくくなり、血の固まりができてしまう病気です。
軽い場合は、片側の足のむくみや痛みがあります。
軽度であれば胸やけや発熱程度で治まるが、最悪の場合は死亡するケースもあります。
この症状はすぐに分かることもあれば、時間が経って分かる場合もあります。
重症例では足にできた血の固まりが肺に詰まり、息が苦しくなり、胸の痛みを訴えて失神することがあります。
中高年で血管の内側が傷みはじめている方や以前に血栓(血液が固まる等)のできたことのある方。
大きな手術をした方や骨折直後の方。ガンにかかっている方。
生活習慣病の方。妊娠中の方。
50歳以上の女性。ホルモン剤(経口ピル等)を飲んでいる方はエコノミークラス症候群になりやすい傾向にあるので注意が必要です。
特に湿度が20%以下になって乾燥している飛行機、とりわけ座席の狭いエコノミークラス席で発病する確率が高いと思われているためにエコノミークラス症候群と呼ばれるがファーストクラスやビジネスクラス、さらに列車やバスなどでも発生の可能性はあります。
タクシー運転手や長距離トラック運転手の発症も報告されていて長時間同じ体勢でいることが問題といわれています。
・予防方法
@トイレが近くなるため水分を控えたり、隣の人に遠慮してトイレに立たない、という方が多いようですが、この謙虚さが生命の危険を招くこともあります。
A長時間にわたって同じ姿勢を取らない、時々下肢を動かす、飛行機内では、着席中に足を少しでも動かしたりしましょう。
B脱水を起こさないよう、適量の水分を取るようにしましょう。
ビールなどのアルコール飲料や緑茶・紅茶・コーヒーなどカフェインを含む飲み物は利尿作用があり、かえって脱水を引き起こす恐れがあるので水分補給目的としては避けましょう。
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